コロナ感染拡大でスペイン旅行キャンセル!キャンセル料12万円 ツアー代金の20%!
もくじ
コロナ感染拡大でスペイン旅行キャンセル!
収束の兆しの見えない新型コロナウィルス感染ですが、我が家にも大きな影響がありました。
3月5日から予定していた娘2人とのスペイン旅行を泣く泣くキャンセルしました。
キャンセル料は
ツアー代金の20%、3人分で11万3,400円。
関西国際空港発のツアーだったので、関空往復のピーチ航空のキャンセル料と合わせて、ちょうど12万円になりました。娘二人の大学卒業記念旅行だったのでとても残念です。(長女は医療系の大学で、6年生)
それに!!キャンセル料12万円!!
12万円あったら、何が買える?と考えると、、、極力、考えないようにはしていますが( ;∀;)
「就職すると、長期の休みも取れないだろうから、3人で最後の海外旅行になるかもね」と、昨年秋から計画していた旅行です。
私の初めての海外旅行が、2年前に3人で出かけたフランス旅行だったので、2度目の海外旅行の予定でした。
「もう1度ヨーロッパに行きたい、大好きなガウディの作品を見てみたい」と、行き先をスペインに決めたのでした。
では、なぜ、キャンセルしたのか?
キャンセルの決心が固まったのが2月28日の夜。この時点では、スペインの患者は25人、対して日本は234人。でも、イタリアの患者が650人で、ヨーロッパの患者が増え始めた頃でした。自分が感染することを恐れてキャンセルしたわけではありません。感染が拡大して行く中で旅行をすることの不安が大きくなったからです。
もし、宿泊したホテルで患者が出たら足止めされるかも?
感染していなくても、微熱があっただけで飛行機に乗れない場合があるかも?
そうなった場合、8日の旅行の予定は何日延びる?
などなど。
(もちろん、保証の充実した海外旅行保険には加入していたので、万が一の金銭的な心配はありませんでした)
私はパート勤務なのですが、医療機関に出入りすることもあるので、2月26日頃(スペインが患者2名、日本190名の頃)に、「帰国後2週間は自宅待機してもらうかも」との話もありましたので、より敏感になっていたのかもしれません。(その時は、患者2人の国に行くのに、どうして?と、理不尽なことを言われていると思っていましたが…)
結果的にこの判断は正解だったと思っています。3月7日現在、ドイツ、フランスの感染者は日本を上回っています。スペイン355人、日本414人です。旅行中に感染する可能性も高くなっています。
もちろん、無事に旅行を終えて帰国する可能性の方が高いかもしれません(現在のところ、スペインツアーは普通に催行されているのですから)
でも、この状況で旅行を強行しても心から楽しめなかったでしょうし、「帰国後2週間自宅待機」は現実となっていたでしょう。(そうなった場合、どれだけの方々に迷惑をかけるのか…)
ちなみに申し込んでいたのはJTBのツアーで、キャンセル料については、JTBのHPに「外務省感染症危険情報レベル2以上の国方面へのツアーは中止、その他の方面を目的地とするツアーをお取消しされる際の取消料、変更手数料等につきましては、規定どおり収受させていただいております。」と記載されていて、その時も現在も、スペインはレベル2以上の国ではありません。
JTB ピーチ HP
新型コロナウイルス感染症発生に伴う弊社海外旅行の取り扱いについて
注:感染者数は日本経済新聞HP「新型コロナ感染 世界マップ」を参考にしています。(toku)