就職活動中の「 職業訓練 」という選択について
就職活動中の「 職業訓練 」という選択について
もくじ
「 職業訓練 」
言葉の響きだけを聞くと
昭和の人間が想像するのは
溶接工・旋盤工などの町工場での技術を学ぶ場所と思い描いてしますのですが
令和になった今では(昭和や平成でも同じだったのかもしれませんが)
職業訓練校には
・ショップマネジメント科
・介護・福祉課
・パソコン・基礎科
・ITビジネス課
・医療事務課等
介護職や事務職など今までと違う職種にチャレンジできるように
これからの就職活動に生かせる、スキルを身に着けることも可能となっております。
※本人のやる気次第では各免許も取得可能。
しかも
◆ 公共職業訓練とは
主に雇用保険を受給している方を対象に、就職に必要な・技能の習得のための訓練を
無料(テキスト代等は自己負担)で実施します。
訓練期間中は,雇用保険の受給資格者については,基本手当を引き続き受給できるほか、訓練校までの交通費(制限あり)も支給されるのです。
就職に必要なスキルを勉強する為に、学校に通いながら
雇用保険の基本手当は引き続き受給できる就職活動を支援してくれる制度。
私自身、就職支援サービスの方との最初の面談での質問は
「次の仕事の職種は決めてますか?やりたい仕事はありますか?」でした。
確かに30年ほど勤めた会社でのスキルはあっても、他の会社で通用するスキルはどれほどのものか?と
不安になるものです。
以前勤めた会社でも技術者は同業他社に好条件で就職していきましたが、営業や業務職は全く見向きもされません。
実際、やりたい職種や仕事があっても出来ないこという方が多いのではないでしょうか?
私もよく「海が見える場所でカフェがやりたい」と妻や娘に冗談ぽく言っていますが、調理師の免許も栄養士の免許も持ってません。
しかし、この制度を利用し調理師養成科を受講し調理師免許の取得も不可能ではないのです。
就職支援サービスの方が、一番心配していたことが
「やりたい仕事がない」
「以前と同じような仕事に応募するが採用されない」
「年収が半分以下になる」
「私は社会に必要とされていないのではないか?」
と、精神的に追い込まれる方が多いと言っていました。
幸い、私自身は「今後のやりたい職種」は決めていたのでそこまで心配されることはありませんでしたが、やりたい職種の職種のスキルも免許も何も持っていません。職業訓練に通い希望簿職種に必要なスキルや免許を取得できないか検討中です。
現在、就職活動中の方やこれから退職を検討している方も「 公共職業訓練 」を選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか?
もちろん、継続して就職活動も出来ます。
就職が決まれば、退所も可能なのです。
職業訓練(ハロートレーニング)のご案内
職業訓練は、「新しいスキルを身につけたい」「資格を取って就職につなげたい」など、就職に必要な技能・知識を身に着けるための制度です。
職業訓練は大きく分けて以下の2種類があります。
「求職者支援訓練」・・・主に雇用保険を受給できない方対象
「公共職業訓練」・・・・主に雇用保険を受給している方対象