吾平山上陵(あいらさんりょう)アイラノヤマノウエノミササギ(アイラサンリョウ)-鹿屋市吾平町上名-

鹿児島県下の神代三山陵、神武天皇の御父君と御母君の御陵

 

吾平山上陵(あいらのやまのうえのみささぎ)は、地元で「あいらさんりょう」という呼び名で親しまれています。鹿児島県下の神代三山陵の一つとされており、全国でも珍しい岩屋の陵(塚墓)で、神武天皇の御父君と御母君の御陵です。500mほど続く参道は、緑が美しく、川のせせらぎがやさしく、まさに神々しい雰囲気を醸し出しています。また、伊勢神宮に似ていることから「小伊勢」とも呼ばれ、正月には多くの初詣客で賑わいます。春は桜の名所としても知られており、秋には紅葉も見られます。

 

 

吾平山上稜に着いたらまずは物産展示館に寄ることをお勧めいたします。物産館には吾平山上稜を詳しく説明して下さるボランティアスタッフが常駐しているそうです。事前に予約をすることで中の方まで同行して説明して下さることも可能とおっしゃっていました。こちらでは日本天皇家の系図、パンフレットを頂けます。説明は詳しく40~50分程度、私たちはお茶とチョコレートを頂きました(日によってはコーヒーも)説明もお茶もお無料。私は参拝後に説明を受けましたが、説明後に参拝することで疑問に思うことも少ないでしょう(もし分からないことがあっても帰りにまたよればいいのですから)細かいところまで説明頂いて感謝です。

 

中はとても素敵なところで、私は知らなかったのですが正月シーズンは3万人もの方が参拝に来られるそうです(神社ではありません)吾平山上陵は神武天皇の御父君「ウガヤフキエズノミコト」と御母君「タマヨリヒメ」の御陵。

 

伊勢神宮と雰囲気が似ていることから「小伊勢」と言われているそうです。※鹿児島には東洋のナイアガラとか東洋のハワイとかさつま日光とか呼ばれている観光地が多いですがこういった名称必要ですか?カナダ人の英語教師に「東洋のナイアガラとか言わないでよ~ナイアガラじゃないよ~まだ神川大滝の方がナイアガラに似ているよ~」って言われました。

 

なので小伊勢なんて言わなくてもいいと思うのですが...

 

特に鹿児島の観光地として有名なところではないのですが、その理由が「吾平山上稜は管轄が宮内庁である為テレビ局の取材は基本すべてお断りし、観光系の雑誌への掲載もしないようにしているそうです、私自身もかごしま検定の勉強をしなければ知ることはなかったかも。正月以外は出店等も無く、観光地化されていない静かな雰囲気を感じる事ができます。大隅地方に観光に行かれる際はぜひ立ち寄ることをお勧めいたします。

 

基本情報
住所 鹿児島県鹿屋市吾平町上名
電話番号 0994-58-7257(吾平総合支所)
営業日 通年
桜の見頃(例年):3月下旬~4月上旬
紅葉の見頃(例年):11月下旬
営業時間 8:30~17:00
定休日 無休
アクセス [車]
・垂水フェリーターミナルから約1時間
・大隅縦貫道「笠之原IC」から約25分
駐車場
関連リンク おおすみ観光情報サイト
マップ

 

 

※月曜日は休館日です。こちらでボランティアスタッフの方の説明を事前に聞いてから参拝することをお勧めいたします。

 

 
※山稜とは帝皇の塚墓(ちょうぼ)の事。

 

 

吾平山上陵ではお茶会なども行われているようです。
ボランティアスタッフの方にお誘いいただきました。都合が合えばお伺いしたいものです。
美里吾平コミュニティ協議会 | ぐるっとおおすみ

 

合わせて行きたい

 

島津の殿様たちのお墓がそのまま残る、大規模な墓地は荘厳な雰囲気。
薩摩の歴史を感じる事ができる

 

福昌寺跡(鹿児島市)