旧島津氏玉里邸庭園(南九州を代表する江戸末期の大名庭園) -鹿児島市玉里町-
国の名勝 南九州を代表する江戸末期の大名庭園
玉里邸は、島津家27代当主斉興が天保6年(1835)に造営した大名庭園で、28代当主斉彬に藩主の地位を譲り隠居したところである。
斉興の没後、養女勝姫が居住していたが、明治10年(1877)西南戦争で焼失、その時、二の丸(鹿児島城)も焼けたので島津久光は改築し移り住んだ。
明治23年(1890)から久光の子忠済の別邸になっていたが、昭和20年(1945)の戦災により本邸は再び焼けてしまい、茶室、長屋門、庭園だけが残った。
庭園は旧邸宅書院からの鑑賞を意図して作られた上御庭と、周辺を歩きながら庭園全体を鑑賞できる回遊式の下御庭の二つからなる庭園で、地域独特の材料、意匠が用いられている、南九州を代表する江戸末期の大名庭園である。
平成19年(2007)、国の記念物(名勝)に指定された。
出典:「鹿児島市の史跡めぐりガイドブック-五訂版-(平成28年3月発行)」鹿児島市教育委員会
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基本情報
住所 | 鹿児島県鹿児島市玉里町27番20号 |
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電話番号 | 099-222-2627(玉里邸庭園管理事務所) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 火曜(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12月29日〜翌年1月1日、4日) |
料金 | 無料 |
アクセス | ・鹿児島中央駅から市営バスで約15~30分「女子高校前」下車すぐ (乗車バスによって異なる) |
駐車場 | あり ※女子高前入口交差点を右に曲がり、玉里邸庭園手前の左側(看板あり) |
ホームページ | 公式サイトを見る |
MAP
季節で変わる景色、紅葉には少し早かったかな?
次は雪の日に来たい(⌒∇⌒)
上御庭 (年に数回、一般公開されるようです)
※通常は公開されていません(鹿児島女子高の校庭の一部の為、鹿児島女子高生は毎日見ることが出来ます)