黒神埋没鳥居 -鹿児島市黒神町-

1914年(大正3年)の大爆発により埋もれてしまった鳥居「噴火の記憶を残そう」

 

1914年(大正3年)の大爆発により、完全な島だった桜島と大隅半島が陸続きになりましたが、その際埋もれてしまった鳥居です。高さ3メートルもあった腹五社神社(黒神神社)の鳥居が笠木だけ残して埋没し、人の背丈以下になっています。その時の噴火では1ヶ月にわたって計30億トン以上もの溶岩が噴出し、神社のあった黒神村全687戸も同時に埋もれてしまいました。

当時の東桜島村長が噴火の脅威を後世に伝えようと掘り起こすのをやめたため、そのままの形で現在に至っています。埋没した黒神神社の鳥居と長野氏宅の門柱は、大正大噴火の猛威を如実に物語るものとして、昭和38年4月28日に県の天然記念物に指定されました。 隣には、奇跡的に生き残ったアコウの老樹がひっそりとたたずんでいます。

 

 

基本情報

住所 鹿児島県鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
電話番号 099-298-5111(観光交流センター)
FAX番号 099-216-1320
アクセス 桜島港より車で約30分
駐車場 有り
ホームページ 公式サイトを見る
関連リンク 「桜島」の観光情報、完全攻略マニュアル!(かごしま市観光ナビ)

 

マップ

 

 

※黒神中学校の皆さんが掃除をしてくれているようで鳥居から社までとてもきれいでした(o^―^o)ニコ