南州神社・西郷南洲記念館
繁華街近くの敬天愛人発祥の地
日本の近代化を成し遂げた鹿児島出身の偉人、西郷隆盛は島津久光公の怒りにふれ、薩摩藩の重罪人として沖永良部島に流刑となりました。
西郷は、約1年6ヵ月あまりを過ごしたこの地での過酷な牢生活を経て、『敬天愛人(※1)』の思想を悟ったと言われています。西郷南洲記念館には西郷が過ごした格子牢が当時の場所に再現されており、痩せこけてはいますが牢の中に凛とたたずむ西郷隆盛の像を見ることができます。
館内の展示物からは、当時の島民との交流や暮らしぶりを学ぶことができます。
この島で九死に一生を得た西郷隆盛は、危機を救ってくれた真切横目(現代で言うところの巡査)の土持政照(つちもちまさてる)と兄弟のちぎりを交わし、多くの人に沖永良部島の人々が幸せに暮らすための役人としての心得を教え解きました。
さらに、西郷隆盛は座敷牢の中から熱心に島の子供たちに学問を教えました。成長した西郷の弟子たちは、次々に戸長や村長など島をおさめる大切な役目につき、西郷隆盛を敬う精神も沖永良部島全体に広がっていきました。
料金 | ・一般: 200円/1名 ・小・中・高校生: 100円/1名 ※団体(20名以上) ・一般: 100円/1名 ・小・中・高校生:50円/1名 【入館料無料・免除対象の方】 乳幼児は無料です。 |
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